古美術・骨董品 鑑定・買取のプロが教える!
2023/09/24
古美術や骨董品に興味があるけれど、実際の価値が分からない手持ちのアンティークを売りたいけど、どこで査定してもらえばいいのかわからないそんなお悩みをお持ちの方に朗報です!この記事では、古美術や骨董品の鑑定・買取を専門に行っている業者のプロが、そのエキスパートなノウハウを惜しみなく伝授します。素人目には分からないポイントや秘訣を教えてもらって、あなたもお宝発掘の達人に変身しましょう!
目次
古美術・骨董品とは?
質屋とは、古美術や骨董品を扱う商売の一つです。古美術とは、日本や中国、韓国、ヨーロッパなどの歴史的な美術品のことで、陶器、磁器、絵画、彫刻などが含まれます。骨董品とは、古い家具、時計、銅器、刀剣、金属製品など、古めかしい風合いを持った品物全般を指します。 質屋は、これらの古美術・骨董品を高価買取し、それらを再販することで利益を得ています。このような商売は、品物によって価値が大きく変動するため、専門知識を持つスタッフが必要です。 古美術や骨董品は、それが持つ歴史的・文化的な意味合いによって、特に日本では高く評価されています。そのため、質屋に持ち込まれる品々には、多くの人々が興味を持ち、それらを収集する人々も少なくありません。 古美術や骨董品には、多くの人々を魅了する値打ちがありますが、その価値を見極めることは困難です。質屋にとっては、こうした品々の査定が重要な仕事の一つです。高価値付けされた品物を販売することで利益を得ることができるため、正確な査定が必要です。 質屋で取り扱う古美術や骨董品は、歴史的・文化的な意味合いを持っているため、それらを扱うことは一種の文化財の保存とも言えます。質屋は、そうした品々を取り扱いながら、その価値を見極め、多くの人々に正しい情報を提供する貢献をしているといえます。
適正な価格を見極めるために必要な基礎知識
質屋という業種では、お金が必要になった際に、身に付けているモノを担保にしてお金を借りることができます。しかし、担保となる品物の価格を見極めることが大切です。そこで、適正な価格を見極めるために必要な基礎知識についてご紹介します。まずは、担保となる品物の市場価格を知ることが必要です。同じ商品でもブランド名や製造年度などの違いで価格が変わるため、正確な価格を把握しておくことが大切です。また、品物の状態も価格に大きく影響します。傷や汚れがある場合は、同じ商品でも価格が下がる傾向にあります。さらに、質屋側が考慮するリスク分析も重要です。お金を貸すことによるリスクを最小限にとどめるために、質屋側は商品の状態や所有者の信用情報などを詳しく調べます。これらの基礎知識を身に付けることで、適正な価格を見極めることができ、質屋のサービスをより効果的に活用できます。
鑑定のポイントは?
質屋で商品を売る際、鑑定のポイントにはいくつかの重要な要素があります。それぞれを網羅的に鑑定することで、的確な査定結果を出すことができます。 まず、品物の外観をチェックします。商品の状態が良いかどうか、傷や汚れがあるかどうか、正規品であるかどうかなど、外見的な特徴を確認します。 次に、貴金属や宝石、時計、バッグなどの素材自体の点検を行います。素材の種類や重量、付属品がある場合にはそれがすべて揃っているかどうかも確認します。 鑑定のポイントの中でも特に重要なのは、商品の歴史や出所を確認することです。品物についての所有者の証明書や、製造年代、メーカー名などを記載した文書があればそれを使い、商品の背景を把握していきます。 これらのポイントを踏まえ、商品の鑑定を行うことで、利用者に適正な価格で商品を提供することができます。質屋には経験豊富な査定員がいるため、正確かつ迅速な鑑定を行っています。利用者が信頼できる査定サービスを受けられることが、質屋の魅力の一つです。
最も高価な骨董品ランキングTOP5
日本の質屋で貴重な骨董品が次々と流通する中、今回は最も高価な骨董品ランキングTOP5についてご紹介したい。 まずは第5位、京都の寺院より販売された江戸時代の屏風狩野派 五百羅漢図屏風である。非常に大きなサイズで、500体もの仏像を描いた美術品である。その神秘的な印象と名画たる性格から、総額1億円以上の値が付けられた。 続いて第4位、東京公安渉外課に保管されていたプラチナ純度99.99%の世界に1つしかない貨幣カナダ・オリンピックコイン1992年モデルだ。この大切な貨幣は、銀行における金庫で守られ品評会に投稿された際、最高値である2億4000万円に選ばれた。 続けて第3位、重要文化財に指定されている鎌倉時代の名品松尾寺 金銅不動明王立像が登場する。その神秘的な風貌や、全高2.5mに近い大きさから、興味津々の顧客から、2億5000万円近い価格が付けられている。 そして第2位、福岡県北九州市に所在する呉服店より、一振りの刀剣大原惣右衛門 金象嵌打刀が上がった。刀身の美しさや金象嵌装飾が評価され、こちらには3億8000万円という軽々しい価格が付けられている。 そして最後は、人類史上最も貴重な希少な美術品、ムーンロックである。アポロ17号の乗員たちが1972年に月面で収集した石ころになる。その稀少さから、約40億円という莫大な価格がつけられると言われている。 質屋は、これらの貴重な骨董品を取り扱う業種であり、数多くのセレブリティや資産家、博物館関係者、美術品コレクターから、数多くの買い手が訪れる。歳月を経て形作られた歴史的な品々に、固執する人々の姿は、感動すら覚える素晴らしいものである。
買取時に必要な注意点とは?
質屋で品物を買取ってもらう場合、注意点がいくつかあります。まずは、品物の価値を事前に調べておくことが大切です。買取価格が相場よりも安い場合は、他の業者での買取を検討してみると良いでしょう。 また、品物を渡す前に買取条件や手数料について確認することも重要です。手数料が高すぎる場合や、買取条件に納得できない場合は、他の質屋を探すことをおすすめします。 品物の状態についても注意が必要です。傷や汚れのある品物は、買取価格が低くなる可能性があるため、きれいに掃除するなどして、可能な限り状態を良くしてから渡すことを心がけましょう。 最後に、品物を渡す前に必ず身分証明書を提示しましょう。特に高額品の場合は、本人確認が必要になるため、忘れずに持参しておきましょう。 質屋での買取は、売却前に必ず注意点を確認し、納得した上で契約書にサインすることが大切です。しっかりとした手続きを行うことで、トラブルを回避し、スムーズな買取を行うことができます。